ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2014-10-31

1年生と6年生の時の五十音

小1の時に50音を書いたものが出てきました。



たぶん、1年の1学期か2学期ではないかと思います。

一緒に計算も出てきました。







「み」が難しそう。。
この頃は「まあこんなものだろう」と思っていたのでした。



ところで、さっき(6年)50音を書いてもらいました。

「あいうえおを最後まで書いて」と言うと、
「あいうえお」だけ書いてすましてるので「"ん"まで書いてよ」と言うと、
「え~!後のほう分かんないよ」ですと。。

ついでにカタカナも書いてもらいました。
ヌ、ホ、ラ、ル、レは思い出せず。
どれも、漢字にも多用されてる「部品」ですけど・・・・



ちなみに読むほうは、カタカナはちょっと苦しいけど逐字読みはできて、
ひらがなはほぼ問題なく読めるようになりました。

こんな感じなので、
いま「ひらがな・カタカナが入らない」とお悩みの小1のディスレクシア児も、
まあまあ出来たら先に進んでよいと思います!

「ひらがな・カタカナが完璧に出来てから漢字に進もう」だと、
永遠に先に行けないかと。

それに、難しい(と一般に思われる)ものを意外と簡単にクリアし、
易しい(と一般に思う)ものに手こずるのがディスレクシアです。


毎日こつこつ読み書きの練習を続けていれば、
周りの子よりは遅いし汚いですが、それなりに書けるようになります!


2 件のコメント:

  1. もじこ様
    こんにちは!
    ディスレクシアではないのですが、
    読み書き障害を持つ子の親として援護射撃させてください。

    読み書き障害を持つ子のなかには、
    ひらがなやカタカナ、ローマ字には苦戦しますが、
    漢字は、意外と記憶できるタイプの子がいます。
    (文字を絵として記憶するタイプなのではないかと
     見ています。)

    むしろ、そうなると漢字は読むときの手がかりになるので、
    ひらがなやカタカナと同時進行で漢字も頑張らせた方が、
    テストの結果もそれほど悪くならずに済んで、
    モチベーションを持たせるのにいいと思います。
    (担任の先生の理解は必須ですけれど・・・・・。)

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    1. 援護射撃ありがとうございます。
      ですよね!>ひらがなカタカナほど漢字では手こずらないケースもある

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