ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2012-07-05

読み書きが苦手な子どもへの<つまずき>支援ワーク




























あまりに頭が疲れたときは、最後の5分はひらがなの練習をします。

「読み書きが苦手な子どもへの<つまづき>支援ワーク」を使っています。

この本は、最初に「ひらがな単語聴写テスト」があり、どういう種類の間違いが多いか分析できます。
・清音「あ」など
・濁音「が」など
・半濁音「ぱ」など
・撥音「ん」
・拗長音「しゅう」など
・拗音「しょ」など
・長音「どう」など
・促音「っ」
・拗促音「ちょっ」)

なぜそういう間違いが起こるかまで踏み込んでいて、
(音韻認識が弱いから「っ」が苦手、時間感覚が弱いので長音が苦手など)
とても役に立ちます。

ちなみに子は、濁音・半濁音が思い出しづらく、長音の代わりに撥音を書いてしまいました。



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