ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2012-03-06

まだ気づいてない頃








まだディスレクシアだと気づいていない頃のものです。
漢字にはもともと苦労していましたが、3年生になって急速に書けなくなり、
2学期に入るとこのように半分もできなくなりました。
「なんでこんなにできないの」と問い詰めると「先生が一瞬で集めてしまった」と・・・。

この少し後、たまたま仕事でディスレクシアのことを知り、
このテストのことを思い出して
「はっ!もしかしてこの子はディスレクシアなのでは」と気づいたのですが
この時はまだ知らなかったので

「10回書いて覚えられないなら20回書きなさい」
「あんたは本を読まないから字も覚えないんだ」
「そろそろ真面目になってくれないと本当に覚えないよ」

などと、今思えば申し訳ないような言葉で罵倒していました。。。