on dyslexia

ディスレクシア
(読字障害、読み書き障害、失読症、難読症、学習障害、読み書きのLD)について、調べて分かったこと/実践したこと/英語から訳した文章をアップしています。

ディスレクシアとは:
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​​
知能は普通だが、読み書きが苦手(誤字が多い、読み書きが遅い、読み間違いが多い)。
-勉強しているにもかかわらず、読み書きがなかなかできない状態を指す。知的障害ではなく、普通~ギフテッドのあらゆるIQにみられる。
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​​
独創的で、​​対人能力が高い。
​​
全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力
に長ける。
- ​音と文字の脳内での結びつきが弱いことから起こるらしい
- ​読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい。その理由は、英語のほうが日本語よりも"音の粒"が小さいから​
- ​細​​​​かい聞き間違いがみられるが、音声情報の処理能力は高い
- エピソード記憶が得意。固有名詞などの細かい丸暗記は苦手
- 適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される-
​ ​
10人に1人程度いるというのが通説
​。アメリカの調査では3人に1人とも
- 家族性であり、遺伝による​。ただしディスレクシアの表れ方は個人差が大きい



当ブログは、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能である、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要--という立場です。


2017-09-06

もじこ塾だより(3)、by笠野紺さん/秋の予定


BBカードはもじこ塾に欠かせない存在に。
これを導入して、はじめてdoとisが区別できるようになった子も


BBカードについて、詳しくはこちら。昨年行った難波先生特別セミナーのまとめです:
もじこ塾特別セミナー「出来るが先、知るは後、B.B.メソッド」

もじこ塾では、BBカードを使って、神経衰弱、スピード、じじ抜きをしています。
#七並べをしたら、一部の生徒が戦略的すぎて英語の勉強にならず、崩壊しました(苦笑)。
#大富豪もよさそうな気がするのですが、生徒がルールを知らないと言います。


BBカードは、文法事項の定着をはかるために使っており、生徒にもそのことを明言しています:
・毎回きちんとテーマを決めて宣言する。
 例:「今日は、have to/don't have toがテーマです」
・神経衰弱の場合、誰かがとったら、それ以外の生徒達は、例文にhave to/don't have toを加えて順に言う。
・ときどき、中2でも中3でも、単なる疑問文や否定文への言い換えも混ぜる。ディスレクシア的に一番苦手な部分なので。

これは本来の使い方より、少しだけ勉強っぽいのではないかと思います。

読めない・書けない・小さな単語がなかなか区別できない子たちなので、いつの間にか例文を覚えてスラスラ・・・という感じではないです。
それでも神経衰弱にめちゃくちゃ燃えるなか、英語にものすごく拒否反応がある子にも文法を教えられる、自分で文を作る力を鍛えられるという点で、これはすばらしい教材です。

上のマンガにもあるとおり、BBカードで神経衰弱をすると、生徒一人ひとりの記憶戦略も垣間見えます。
数字を使って覚える子、絵で覚える子、なんとなく例文を覚えている子、札の位置を正確に記憶できる子…

上のマンガには書かれていないこと、それはなんといっても、紺さんの助手としてのディスレクシア的な気配りです。
勝負に異常にこだわって切り替えられなかった子を、助手の紺さんは辛抱強くなだめてくれました。ありがとう紺さん。

~~~

★もじこともじこ塾の、秋の予定★

・現在、中2講座@南新宿の新規募集を行っています→

・10月8日
LD学会@宇都宮の自主シンポジウムの話題提供者として発表します!
こちらの記事をベースにした話を依頼されています。頑張ります。

・10月21~22日
アジア太平洋ディスレクシア・フェスティバル@東京の裏方を務めます。
こちらは発表だけでなく、展示もなかなか興味深い内容です。
トマティスのブースで骨導ヘッドホンの体験、山下先生によるジョリーフォニックスの授業、などなど。
ディスレクシア(英語)教育に興味のある方にとっては、とてもお得な2日間になることうけあいです。お申し込みはこちら→

・11月7日~12日
アトランタで行われるIDA(International Dyslexia Association)の年次総会に行ってきます!
以前書いた左右盲の記事で著書を紹介したStanislas Dehaene(スタニスラス・ドゥアンヌ)コレージュ・ド・フランス教授がNew Data on how Literacy Transforms the Brain(識字能力はいかに脳を変えるか)という90分間の講演を行うので、聞きに行ってきます。
これを聞かないと一生後悔する気がするので…往復40時間。もちろん自腹です。応援よろしくお願いいたします(?!)。
※この場をお借りしての業務連絡、申し訳ありません。この期間中のもじこ塾の授業は、受験生を優先して補講を行います。詳細は改めてご連絡いたします。

2017-08-12

もじこ塾だより(2)「骨導ヘッドホン」、by笠野紺さん



骨導ヘッドホンは、ほんとうに不思議です。
私もこれをつけて、ときどき音読をしますが、私の場合はADHDならではのわちゃわちゃが減る、具体的には「自分の話し言葉をゆったりと受け止められるようになる」という効果がありました。
沈黙や間が怖くなくなりましたし、長母音をちゃんと伸ばせるようになったし、だいぶ早口がおさまったと思います(笑)。

たぶん、前より少しはわかりやすい話し方になったと思います。
生徒の反応も以前とは変わってきました。集団授業でも、対話しながら進めることができるようになりました。

ここまで書いて、紺さんと同じことを、別の角度から言っていることに気付きました!
おそるべし。



この骨導ヘッドホン、気持ち悪いと言う生徒には無理強いしないのですが、
装着した生徒については・・・

・声がやたら大きい生徒につけると、穏やかで普通の大きさになる
・ものすごく小さい声で話す生徒につけると、声にハリが出る
・構音に困難のある生徒につけると、前よりしっかり発音できるようになる
・これを付けて音読すると、記憶の定着が進む

・・・という効果がみられます。

特に、正しく発音し分けられることは、正しく読めて書けるための前提なので
そこに働きかけることのできる骨導ヘッドホン、効果はかなり期待できると思っています。

骨導ヘッドホン(正式名称:プロナウンス)について、詳しくはこちら:
トマティスリスニングセンター東京→

~~~

紺さんには、もじこ塾の集団指導の部の、助手に入ってもらっています。
主に雑務をお願いしてますが、補助教員としての力もなかなかのもの。
フォローが必要な子の横にさりげなくついて、なだめたり切り返したり。
ディスレクシアの子の気持ちが、よ~くわかるのでしょう。


またこんな役割も・・・
紺さんは本当に音韻認識が弱いらしく、ぱっと言われたことがよく聞き取れないらしいのです。
「タイマー止めて!」と私が言ったとき、「はい」と言ったのですが、目の前にタイマーがあったのに、止めなかったことがありました。数秒後に、となりの生徒がさりげなく止めました。
あるいは、フォニックスビンゴで、読み上げられた単語がなかなか見つからず、やはり隣の生徒が「ここだよ」と教えることも何回かありました。

そんな紺さんの様子が、中学生ディスレクシアにとって、どれほど励ましと安心につながっていることか、はかり知れません。

いつからでも、その気になれば、人は変われるし、
何歳からだって勉強していいんですよね。(T T)
そんなメッセージを、生徒は紺さんから受け取っていると思います。

2017-07-27

もじこ塾で使っている道具たち[17/09/15追記]

これまで勉強会で何度か紹介してきた、ディスレクシア学習的に便利な道具たちの、リンク先をお知らせします:

ブギーボード

書いたらすぐ消せるメモパッド。
ディスレクシア的には、自分の字がいつまでも残らない点が◎です。
ホワイトボードでも良いのですが、こちらは一瞬で消えるので授業がテンポよく続けられる、消してもゴミが出ない付属のペンでなくても書ける(爪で引っかいても書けます)点で、良いと思います。
また、このように黒地に白のほうが見やすいと言う生徒も、かなりいます。

欠点は、「間違ったところだけを消す」ができない点(漢字の偏だけ、など)ですが、慣れれば気になりません。


ブギーボード(廉価版)

本家のブギーボードは5000円前後するので、
もじこ塾ではそれより安い、2000円前後のものを使っています(↓リンク先)

機械翻訳?の日本語が若干あやしいですが
品物には問題ありません






[17/09/14追記]
とても多くの方に「ブログに出てたあれ買いました!子供がとても気に入っています」との報告を頂いています。ありがとうございます。
実は、もじこ塾では2種類の廉価版ブギーボードを使っています。
もじこ塾に来る生徒からは、「こちら↓のほうが書き味が好き」「書いている感がある」という声が多いので、紹介しておきます。
上のほうがほんの少し(本当に本当に少しです)書く時につるつるしています。下のほうが"ふこっ"としていると言いますが、ごくごくわずかながら沈み込む感じがあります。
また、下のほうが太く、緑色がかった線が書けます。
寸法は、上と全く同じです



大きさは12インチが、英語のセンテンスを書くにはよいと思います。
8.5インチだとちょっと小さめで、単語を1語だけ書いて覚えるには良いサイズです。

進化の激しい業界なので、半年後にはもっと安くなっているかもしれません。
この1年でも、使い捨てだったのが、ボタン電池を交換できる形式に進化しました。
(とはいえ、3万回は使えるそうで、まだ電池寿命まで使ったことはありません)

初めてこれを見た生徒は、たいていびっくりします。
そして、かなりの生徒が、授業後もこれに落書きをします(笑)
ディスレクシア的だなと~と思う瞬間です。


骨導ヘッドホン

正式名称は「プロナウンス」。
トマティスリスニングセンター東京(両国)などから購入できます:
http://www.ear-voice.com/brain.html


[17/09/15追記]
・骨導ヘッドホンについては、こちらの記事もあわせてどうぞ
・トマティスリスニングセンター東京の「プロナウンス」のページにリンクを貼って頂きました。「プロナウンス」のページからお越しの方々、ようこそm(_ _)m



これは、自分の声を骨導、つまり鼓膜ではなく骨を通じて聞くためのヘッドホンです。
私はトマティス理論を信奉しているのですが(詳しくはいずれまた)
その理論に基づき、耳を整えるものです。
耳が整うと、読めるようになり、ひいては書けるようになります。

また、自分の声を自分で聞いて、お手本との差を修正していくことは、ディスレクシアでなくても、語学学習において非常に効果的だと知られています。
このプロセスを、録音せずダイレクトに行うためのヘッドホンだと言うこともできます。

私が使ってみた経験上、プロナウンスが効果を上げるのは:

音韻認識が非常に悪い生徒(集団授業で、先生が何を言っているのか、ぼわぼわ~となって聞こえない人。runとranの違いが耳で聞いてもわからない人)、

声が小さくて発音のいい生徒(耳が繊細な人/聴覚過敏の人)、

◎片側難聴や耳が詰まっているなど、耳が聞こえていない自覚のある生徒

こうした生徒は、使い続けることで、かなり効果があると感じています。

逆に、×想起が遅いタイプのディスレクシアには、あまり効かないようです。

[17/09/15追記]
こちらも、コメントにあります通り、「ヘッドホン買いました」の報告を数多く受けています。
また、「他社の骨導ヘッドホンを買ってみたが、いまいちだった」との報告も入っています。

他社からも骨導ヘッドホンはいろいろ出ていますが、「プロナウンス」は、高周波を強調することで、耳の奥の筋肉を鍛え、聞く力を整えるのだそうです(それがひいては読む力、書く力につながっていきます)。
先日、5000円程度の骨導ヘッドホンを試させてもらいましたが、「プロナウンス」はこれらと比べると、自分の声が圧倒的にくっきりはっきりと聞こえます。
はずしてからも、しばらく影響が続く感じがあります。


2017-07-18

もじこ塾の様子、by笠野紺さん

もじこ塾・中学生の部の様子を、当ブログでおなじみの笠野紺さんが
漫画でレポートしてくれました!


ディスレクシアである紺さんからは
「自分は出だしの数語が拾えないので、Did you ...の部分が聞こえない」
という指摘がありました。
なるほど!そこが聞こえないと、疑問文への答えを作るのは難しいですね。
最初に名前を呼びかけるなどして、一言入れるようにしました。

フォニックスビンゴは、
フォニックスルールで読める単語だけで構成されたビンゴで
毎回、特定の音をテーマにしています
(上では、shとsの音の区別がテーマ)。
初見の単語を、1文字ずつきちんと音にして読む練習です。かなり効果があります。



「フレンドリー」のエピソードは、私も感動しました…(T T)
紺さんが「読めないわ~」と苦笑していると、
生徒がひとり、紺さんの隣に移動して、読み方を教え始めたのです!

ディスレクシアの子は時々こういう、はっとするような優しい行動に出ますね。
私のなかでは、これができるかどうかが、純粋?ディスレクシアの判断基準のひとつになるほどです。

この生徒は、ブレンディングには昨年からすごく苦労しているのですが、
しかし、紺さんには正しい内容を教えていました!
「生徒が教師役をするのが、学習内容の定着には最も効果的」を地で行く展開でした。

☆  ☆  ☆

紺さんは、自立への新たな一歩として、このたび東京に出てきました!
今後は、もじこ塾の広報担当として、授業の様子をレポートしてもらいます。
乞うご期待!
そして紺さん、東京へようこそ(・∀・) 
これからもどうぞよろしくお願いします!

上の授業の詳しいご案内は、こちらをご覧ください→
まだ若干名の空きがあります。

2017-07-13

もじこ塾の教室から:ようやくネット開通

ごぶさたしてしまい、申し訳ありません!
本日ようやく、南新宿のもじこ塾にネットが開通しました。
これで授業の合間に仕事もできるし、ブログも書けます(たぶん)









1学期は、毎日の授業と、本業というか従来からの仕事が忙しく
またその他もろもろあって、ここまでたどりつけませんでした。
新しいお知らせをお待ちくださっていた皆様、申し訳ありません。

もじこ塾は日々営業中です。生徒からの気づきも日々たくさんあります。
ネットも開通したので、それらも折に触れてご紹介していきたいです。

2017-05-03

4/30受験報告会

4月30日、もじこ塾から今春進学した生徒による、受験報告会を行いました。
お越し下さった皆様、ありがとうございました。

個人的な話が多かったので、それを抜かしてまとめると:

  • 合理的配慮申請には、診断書が必須である。
  • 合理的配慮申請は、準備が大変。親のサポートがないと難しい。
  • 学校で配慮を受けていなくても、申請は可能。
  • 申請する配慮の内容は、できるだけ具体的に言える必要がある。
  • 合理的配慮を、受ける選択もできるし、受けない選択もできる。
  • 配慮を受ける場合、"障害"を自分の中で受け入れる苦労と、進学後に何か不利益を被るかもしれないという心配がある一方、入試での点数が(かなり)上がるというメリットがある。
  • 「特にカミングアウトせず、支援を受けない」という自由もある。
  • 高校在学中からディスレクシアに気付いている場合、AO入試や推薦入試なども、視野に入れるべき。
  • 一般入試[=時間制限の厳しい、ペーパーテスト一発勝負]は、ディスレクシアにとっては、非常に厳しい戦い。


【皆様のご感想より】
◆子どもたちが自分と向き合い、歩み方をしっかりと、自分で決めようとしてる、これは本当にすばらしいことだと思いました。…

◆…大学入試に関して、又はそれ以外のことについても具体的で、実感を持って発表して頂き、その大変さや対策がよく伝わりました。発表者さんおふたりの学習に対する姿勢や、後進の方に対してサポートしたいという尊い気持ちが本当に貴重で、今日、おふたりの生き方を拝見できたことも、大きな力を頂いたと感じます。

◆…どんな質問にも真摯にお答えいただくみなさまに本当に感動しました。話の本質をとらえる能力はものすごく高いのでは。すばらしいです。

→私も、生徒たちが受験を総括する様子が、実に感慨深かったです。
皆さまが熱心に聞き入る様子そのものが、2人の力になったと思います。
ありがとうございます。

◆…ディスレクシア・LDというものへの配慮は難しいのだなと思いました。お二人ともディスレクシアについては今後はカミングアウトするつもりがないということが印象的でした。「そういう自由も認めたい」というもじこ先生のコメントもいいなーと思いました。あと「ハッピー」ということが大切というのが目からウロコでした。…

→受験報告会で言おうと思ってて、言い忘れたのですが、
ディスレクシアというのは元来、勝手に工夫したり、決まり事の裏をかいたりするのが大好きな人種です。なので、がちがちに道を決めて「さあ!黙って従いなさい」と言われるのは、ものすごく嫌がるはず。「こういう制度がある、使うも使わないも好きにしなさい」と工夫の余地を残すのが、ディスレクシアを動かすコツだと思います^^。

◆…お二人とも、大変優秀であっても、大学受験がいかに厳しいかわかりました。
子どもは小学校の頃からスピードが遅いというのが悩みなのですが、解決してません。本日、当事者の方から「時間的配慮が助かる」と聞いて、子どもの悩みも深刻なのがわかりました。

→教室で見ていると、ディスレクシアには「速いけどちょいちょい間違う」タイプと、「正しいけど遅い」タイプ、(さらには「遅く、かつ間違う」という、より一層大変なタイプ)がいます。できる部分をまず認めてから、できない部分は地道に反復すること。意識を高くもって場数を踏むことが、大切だと思っています。

◆…お二人の、学歴がほしい・・・という切々な思いが伝わってきて、学歴社会を思い知らされました。中1息子がいますが、本人にしっかり、将来について考えさせる所から始めたいです。…将来、まだ色々な道もある事、英語を使わないで受験できる事、技術を身に付ける道もある事、等、選択肢が広がりました。

→「実技系や専門学校のなかには、英語が受験科目に含まれない場合がある」という話です。とても少ないですが・・・

◆点字受験の合理的配慮は30年以上の歴史があるので、現在は当事者や家族が奔走しなくてもいいシステムが出来上がっている。入試センター事業部の中にそういう部署が出来ているが、初期の頃はその体制を作るのに学校や関係団体は大変だった。
発達障害(LD、ディスレクシア含)は一律の合理的配慮事項として明確化できるかどうかわからないが、そういうシステムを作ることを国or文科省などへ公的に働きかける手段はないかを模索したらよいと思う。今回のもじこさんたちの動きが先駆者なんですね。視覚障害の世界にもそういう先駆者がいました。

→道村先生。ありがとうございます。
先生の上のご発言は、会に深みを与えて下さりました。
おっしゃる通り、LDの大学受験は、点字受験の合理的配慮から、学ぶべきことがたくさんありそうです。
また「どうしても出来ないことというのはある。それを認めた上で、自立した大人になるために、絶対に習得しなければならないことは何か/学校に何を求めるか」という姿勢は、視覚障害の世界のほうがはるかに進んでいます。

一方で、LDは外見上はわからない特性です。また、文字重視の近代社会ゆえに、この特性が"障害"と呼ばれている面もあります。
こうしたことが、一枚岩となって公的機関に働きかけることを、難しくしているかもしれません。

もじこは当分は一介の英語講師であり続ける予定なので、公的機関に声をあげる部分は、これをお読みの方々にぜひお願いしたいです!
できる人ができることから、です。。

◆もじこ塾では「いたって普通の学習をやっている」といわれたことにびっくりしました。目指すところが点数だけではないのだと知りました。もっと深い所も聞いてみたいと思いました。実際の状況など・・・

→「もじこ塾では至って普通のことをしている」こんな言葉が出たことに、自分自身、びっくりしています。
でも、生徒の顔を思い浮かべたら、きっと「普通のことをしている」と言うような気がしたのです。「ただひたすら、読む(書く)練習をしています」と。
しかしながら、「ただひたすら、読む(書く)練習をしています」は、世間一般の"普通"とはかけ離れているかもしれません。ため込む前に、少しずつここで披露していきたいです。







2017-04-16

4/30:もじこ塾 受験報告会のお知らせ

昨年度のもじこ塾に、浪人生として通い、合理的配慮を受けて入試に挑み、
この春、進学した生徒2名(男女1名ずつ)が、受験報告会を行います。

詳しいご案内はこちらでお読み下さい→

今日、発表者のふたりと打ち合わせを行いました。
新生活の最初の1週間で、ふたりとも大きく成長し、
受験の日々を振り返る新たな視点を持つようになっていて
その指摘のひとつひとつが、実に洞察に満ちあふれたものでした。

もちろん、このような抽象的な話だけでなく、
合理的配慮入試に関する非常に具体的な話もする予定です。

ほかでは聞けない話になることうけあいです。
関心のある方、ぜひお越し下さい。