ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2016-01-02

2015年に書いたアクセスの多かった記事+その後

あけましておめでとうございます。
昨年も当ブログに多くの方にお越し頂き、ありがとうございました。
こんなつたない場所でもそれなりに色々ありましたが、
ここに来て下さる方と建設的な議論ができたことが、とてもありがたいです。

昨年は結局のところ、記事が大幅に減ってしまいました。
何をどう書くのが良いのか、ちょっと迷いの時期に入っているかもしれません。
コメントにお返しする文章力すら時々欠けておりまして…どうかお見逃しを。

リアルでのディスレクシア活動は、さらに盛んに行っています。
今年もいくつかのディスレクシア的プロジェクトを予定しています。
数年越しのものもあり、今年こそは形にしたいです。

何より今年は新年度から、LDの生徒をめぐる法律が大きく変わります。
合理的配慮を学校に訴えていくことが、親的には大きなテーマになりそうです。

今年も当ブログがディスレクシアの有意義な話ができる場になったら嬉しいです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


昨年書いた記事でアクセス数が多かったもの、Top 3と番外です。

第1位
村上春樹、LDを告白!
昨年書いた記事で一番アクセス数が多いのはこれでした。意外や意外。
村上春樹がノーベル賞受賞スピーチで「僕はディスレクシアです」と告白し、
全世界(日本の学校教師含む)にディスレクシアの認知が一気に進む
・・・のが私の夢です(笑)

第2位
プログレスでディスレクシアに英語を教える(1)プログレスのディスレクシア的長所
ミッション系進学校を中心に使われている「プログレス」という教科書は
音声が充実しているので、ディスレクシアに向いている、という内容。

子はその後もゆっくりですが、プログレスで英語の勉強を続けています。
いずれもじこ塾を開業したときは、プログレスで教えたいです(笑)

第3位
LD学会にて:道村式漢字カードの長所、ジョリーの浸透度
記事よりもコメントがすごいことになりました。
(当ブログの昨年の傾向でしたが。ありがとうございます)

そのなかで、私が立てたディスレクシアの仮説:

●ディスレクシアは、音と文字の結びつきに問題を抱えている。
 この点は全ディスレクシアに共通である。

●ディスレクシアは、読むのは「視読
(文字を音に変換せず、文字から直接意味を想起する読み方)
聞くのは「言語の相対音感
(「あ」という単独の音を聞いて「あ」と特定できない[言語の絶対音感がない]
他の音とのコントラストによってことばの音を把握している)
を優先的に用いている。

●ディスレクシアは次の2つのタイプに分けることができる。
1)漢字に問題のないディスレクシア。
このタイプは、相対音感把握力よりも視読力に多く頼っている
(これには、視読力がぶっちぎりに高い場合から、
相対音感力よりもましという程度までが含まれるでしょう)

2)漢字から問題が出るディスレクシア。
このタイプは、視読力よりも相対音感把握力に多く頼っている
(これには、相対音感力が圧倒的に高い場合から、
視読力よりもましという程度までが含まれるでしょう)

●1)のうち、視読力がぶっちぎりに高い人は、隠れディスレクシアになる。

●視読力、相対音感把握力の絶対的な高さ低さと、
両者の「頼りがい」の差によって、ディスレクシアの出方が異なる。

けっこういい線行っている気がするのですが、どうでしょう・・・。
今年はこの説をさらに検証していきたいです。

番外
ディスレクシアは英語構文・文法よりも英単語が苦手らしい
2014年9月の記事なのですが、
2015年に入って「ディスレクシア 英単語」で検索すると上位に出るようになり
アクセス数が増えた記事です。

この記事の主人公、浪人生コスモ君の個別指導の軌跡はこちら→

ディスレクシアにとって英単語は、本当に覚えにくいようです。
ディスレクシア的には、単語は言葉の単位として少々小さすぎる
ディスレクシア的には単語は文脈から取り出すことで意味を特定できることも、
コスモ君合格後に改めて知りました。
単語だけ見せて意味を問うような確認テストは、課してはいけなかったのです。
反省。

コスモ君は大学でオーケストラに入り、毎日楽しくやっているようです。
大学には発達支援室があり、定期的に相談に行き、
授業ではサポートを受けているようです。
中学でも高校でも受けられなかったものをついに・・・

先日、彼が楽器を演奏するところを初めて見ることができました。
その様子は水を得た魚というか、野原に放たれた犬と言いますか(笑)
ひょうひょうとしているのは同じですが、自由で生き生きとしていて、
読み書きする姿とは、非常~に大きなギャップがありました。

「1年前の、よれよれになりながら過去問を読んでいた彼に
『大丈夫、第一志望は…だけど、ちゃんと良いようになるから』
と教えてあげたい」と思うと、音楽とあいまって感無量でした(ノД`)
打ち込めるものがあるディスレクシアは強い、
それに好きなように取り組める環境を用意する(たどりつく)のが大事だと
改めて感じた夜でした。


13 件のコメント:

  1. あけましておめでとうございます。
    komariです。
    新年早々、素晴らしい仮説!おお!と思いました。
    私は断然タイプ1の視読力に頼っているほうなので、相対音感把握力はあまり自覚はありませんが、まさにその通り!って感じでした。
    今年ももじこさん流ディスレクシア解説を楽しみにしていま~す☆

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    1. 本年もよろしくお願いしますm(_ _)m
      この仮説にぴんと来て頂いて嬉しいです。
      プラス、ディスレクシアには線形感覚(左右、上下、時間的前後の感覚)の不足もあるような気がしています(程度差はありますが)。だから鏡文字になったり、言葉を並べられなかったり、デジャビュがあったり(?!)、普通の人にはないような大局観やセレンディピティがあるのではないかと。

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  2. 以前一度コメントさせていただきましたmarthaです。
    本年もよろしくおねがいたします。

    プログレス続けていらっしゃるのですね。またお時間があれば
    プログレスのこと、記事にしていただけると嬉しいです。

    我が家の中1の子どもの英語は相変わらずです。
    文法だけはごく簡単で、かなり薄い(7日間で終わるタイプ)高校受験用の
    問題集を使って、さらっと通しました。これがリーディングには効果があった感じです。

    今はoxford reading treeなどような絵本を音を聞きながら読ませています。
    ストーリーがあると単語も記憶に残りやすいみたいです。

    今の最大の問題は日本語を英語にのせること。
    個人的にはスラッシュリーディングがいいと思っているので、そのまま
    読ませているのですが、これだと英→日ではOKでも、日→英が困難です。
    (それ以前にスペルミスという大問題がありますけれど^^;)

    日本語と語順が違いますから当たり前なのですが、日本語は
    主語がロストすることも多いですし、教科書の文は親が見ても
    どうしてこの訳になる?というものも散見するので、このあたりを
    どう乗り越えるかが問題だなって思っています。

    上の方へのコメントで書かれていらした線形感覚不足ですが、そういうのってあるかもしれませんね。
    実は私自身が左右盲です。記憶力と音感が良い方なので、受験はうまく
    かいくぐってきましたけれど、実は私にも何か抱えているものがあるのかもしれません。
    新たな発見をありがとうございます。 

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  3. 遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。過去記事をちょっとずつ読み進めて、記事の中に転がっているだろうヒントのかけらを求めるために、私は今年もたくさんお世話に成りに来ます。宜しくお願いします〜。
    もじこさんの仮説はすごく納得出来るものですー。具体的な場面やケースをあげていけば、もっと輪郭が見えやすく、いろんな人に届きやすい情報にできるのかもしれないなーなんてことも思います。

    線形感覚に弱い(断片記憶に強い)からこそ「自分から線を作っていく(点在した情報を自分で結んでしまう)方法」のが、当事者には王道で効率的な方法かもしれない…という妄想をしています。ぼんやりしたイメージがきちんと自分の中に落とし込めたら自分のブログにでも書いてみます。

    今年も一緒に勉強させてください。^^

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  4. 紺さん、こちらこそ今年もよろしくお願いします^^。
    紺さんの発言は私にとっては常に本質を突いており、深くて重いので、時には答えられないときもあり(汗)申し訳ないです。。しかしこれからも色々教えて下さいまし。
    線形感覚⇔断片記憶ですか。なるほど~~~~~~。

    marthaさま
    左右盲という言葉をはじめて聞きました!右と左がとっさに分からないことのようですね。私も若干その気があります(笑)
    これは何かディスレクシア理解の大きな手がかりになりそうですね。

    プログレスは本当にお勧めです。いま生徒第2号にプログレスで教えていますが「ああ、そういうことなんすね!」というメッセージをテレパシーで送ってきます(笑)。この音源が超ナチュラルというか、自分と同年代の子がふつうのペースで話しているのが響くようです。
    スラッシュリーディングは・・・通訳がサイトラ(スピーチを聞き、原稿を見ながら、原稿をあわせて訳していく方法)の準備で行っていたのが、一般に広まった方法ですよね。個人的には、そのレベルのプロがさくさく訳出しするための方法で、少なくとも高校生は係り方を意識した読みのほうがいいのかな、と思ったりします。スラッシュリーディングだと係り方がフラットというか、入れ子や倒置などが見えにくいかなと。
    と申した上で、初級者はそんなに複雑な文を読まないので、左から右(!)に読んで理解させるという意味で、スラッシュリーディングは有効かもしれません。
    日英で一番してはならないのは逐語訳だと思います。ある程度のかたまりを置き換えるようなアプローチが良い気がします。ディスレクシアあるなしに関わらず。。

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    1. お返事ありがとうございます。
      もじこ様も左右わからないこと、おありなのですね。
      私はしょっちゅうなので、発言前に必ず頭で確認してから
      発言しています^^;


      スラッシュリーディングは前から英語を捉えるという意味では
      リーディングよりリスニングの強化に役立っている気がします。
      まだ「節」がほとんどない英文なので、係り受けは全く気にせず、
      淡々と前から読んでいるようです。が、訳した分を見ると、完全に意訳です。
      まあ、意味はあっていますし、よく理解しているとは思うのですが、
      忠実に訳さないと子どもの学校の場合、部分点なしなので点数が取れません。つらい・・・

      お時間があるときに、差し支えなければ逐語訳についての問題点について
      お聞かせ願えませんでしょうか。今まで意識したことがなかったので、
      とても興味があります。よろしくお願いいたします。

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    2. お返事がたいへん遅くなり申し訳ありませんm(_ _)m
      わかりにくくてすみません、逐語訳が良くないのは、あくまで「日→英」の話です。以下はわりと簡単に同意していただけると思うのですが、◆日本語は語順が自由⇔英語はSVOなど語順の縛りが厳しい(特に「~が」「~を」は語順だけが根拠です)、◆英語と日本語単語の意味が一対一対応していない、◆日本語は主語が省略される、などの理由から、日本語を英語に逐語訳すると意味不明になってしまいます。(個人的には、そこに◆「日本語と英語は論理展開の方法が違うから」も力説したいのですが、わかってくれる人はまだ少ないです)。日本語から英語に訳す場合は、文全体の趣旨をざっくりとって置き換えるのが良いようです。

      「英→日」のほうがディスレクシア的には問題が複雑なようですね。以下長くなりますが・・・
      日本語は語順が自由なのと、そもそも近代の日本語が翻訳によって発展してきたこともあり、和訳は逐語訳でも意味不明にはなりません。
      そして、英語を理解するには、ある段階まで(=learn to readの段階。一般には大学受験まで)は逐語訳を通るべきだと思います。
      普通の人はその段階をクリアしたら、次は「日本語をシャットアウトして英語を英語のまま理解しましょう」という段階(=read to learnの段階)に進みます。この段階が進むと、普通の人は逐語訳以上の訳ができるようになることはありません。

      一方、ディスレクシアの人は、たとえ中一レベルであっても、逐語訳だと文意のイメージが湧かないようなのです。逐語訳をして、それから「英語ではこの文はこういうイメージなんだよ」という話までして、ようやく「理解出来た」と思えるようなのです。そして「理解出来た」と思うと、次からは最初からイメージ訳に行きたがります。それがディスレクシアのようです。

      学校で逐語訳が求められるのは、受験和訳があくまで文構造の理解を確認するための手段だからです。自分の構文理解を採点者にアピールするには、英語と日本語が一対一対応している逐語訳が、採点しやすいですし望ましいわけです。
      しかし、学校や受験という枠から離れて考えた場合、いわゆる翻訳で要求されるのは、逐語訳ではありません。訳した人のアピールなどは邪魔なだけで、訳を読んだ人がちゃんとイメージを持てることのほうが重要です。
      そして!ディスレクシアの人は自分がイメージを持てないと言葉にならないせいか、最初から逐語訳ではなく”翻訳”ができちゃうのです。中一の頃から、職業的翻訳者が嫉妬するレベルで(笑)。私はこのことを、うちの子がnice to see youを「よろしく」と訳したあたりから関心を持って何人かの生徒を観察してきたのですが、最近では確信に変わりつつあります。

      というわけで、長くなりましたが、逐語訳については「これは試験で点数をとるための訳だから」と割り切るよう教えること、頭の中にイメージがあることがよくわかる訳は思いっきりほめてあげるとよいと思います。
      ただし、文構造を理解していることは、なんらかの手段で別に確認する必要があると思います。

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    3. お返事ありがとうございます。お忙しいところ申し訳ないです。

      逐語訳「日→英」のお話し、すごくよくわかりました!「日本語と英語は論理展開の方法が違うから」という点もなんとなくイメージとしてはわかります。また機会があればぜひ記事に☆

      自分が受験したときは何にも考えずに英語学習はこんなものと思っていたので、子どもとの受け止め方の乖離に戸惑っていました。
      もじこさんのおかげで、腑に落ちました。本当にありがとうございます。

      テストも子ども的には別にほかの言葉でも意味があってればいいんじゃないの?という感じです。妙に論理的なので、大変。そして、思い通りに書いて×になって。さらに偶然不定詞を使っていたので「習った範囲で書きましょう」とのコメントいただきました(^^;)
      教科書通りに書くことも必要だという”割り切り”を教えたいと思います。

      とはいえ、このこだわりに少々参っています。すごく面白いんですけれどね、テスト前は胃が痛いです。

      でも、もじこさんのお返事励まされたので、気を取り直して頑張ります☆ありがとうございました。


      私の子どももいきなり翻訳型です。今絵本の多読を始めているのですが、「本当に意味わかってるの?」と聞くと、行間をよみこんだ、深い訳(説明)をしてきます。深読みしすぎて、違う方向に走っていることもありますけれど(^^;)

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  5. こんにちは。
    もじこさんの仮説には自分の実感としても腑に落ちます。そして「英語=音にしないと読めない言語」と捉えるのなら、外国で考えている「隠れディスレクシア」と、日本で見逃される隠れタイプの事例は必ずしも一致しないですよね、おそらく。
    私は音韻というか作動記憶(wiscでいうWM)が不安定で処理速度も遅くFIQも平均値です。なのに見逃され高校中退し、挫折もそれなりにしてる。やればできる既成事実が増えると自分の逃げ場を無くすだけなので得意に集中したほうが心身にもいいと、私も頭では思うのですが、自分だけで気持ちを立て直すことが大変で…。今までの時間の大半を自分ができないからだと思い込んで生きてきたし一朝一夕にはいきませんね、さすがに。どこか戸惑いやしこりも残ってますし。
    共感の多い人を見つけて弱音を吐いてみるとか、甘えられる場所や人を増やすとか、気持ちの面で頼らせてもらえる環境も見つけないとなぁと思ってます。また学び直したいけど大人であっても場所や機会を探せてないので、自分の読み書き能力的にも環境とか試行錯誤から見つけていかないとならず、やる事だけが山積しててひぃひぃ言ってますw うへーー^p^
    そんな日々でも「……あ。ブログのコメント欄、増えてないかな?」ってこまめに覗きに来てる自分がいます。それだけでも過去より随分気持ちが助けられてます^^

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    1. ごぶさたして申し訳ないですm(_ _)m
      仮説に同意して下さりありがとうございます。この仮説は東大の巨大ないちょうの木の下で、紺さんと話しているときに思いつきました^^
      しかし先日、研究会で個人的仮説として話してみたところ、「それは二重経路仮説でもう説明されていることではないのか。二重経路仮説を勉強すべき」と言われましたが、どうなのかな・・・私としては左右感覚/線形感覚もけっこう大きいと思うのです・・・
      あと、研究者が出会うディスレクシアの人は、研究対象になることに同意しているという共通点がありますが、世の中にはそうでないディスレクシアもたくさんいて、その人たちにおいては"不安ファクター"がすごく大きい、読み書き能力に影響を与えるほどその不安要素は大きい…ということを、もじこ塾開講2週間にして知りました。
      不安とどう折り合いをつけて生きていくかは、ディスレクシアにとっての一生のテーマなのでしょうね。

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    2. 左右感覚、線形感覚は私も絶対に大事だと思います。漫画を描くから分かるのですけど、伝え方に置いて日本語はガイドが文法上英語と違って曖昧だからそこの伝え方伝わり方のコツを掴まないといくら二重経路とか迂回路があったって、生かしきれないというか、届きにくいのです。読み取ってくれるならまだしも、そこすら相手への期待も私は当てにしてません。直せって言われまくった経験上何故か順番の適当さは普通の人には大目に見てもらいにくい。

      あのイチョウの木の時だったんですねー!わーー感動した!!
      不安がでかいのは当たり前だと思いますけどね。今は言える人が言うだけでも十分と思ってます、なんとなく。ゆっくり変化してくのかもしれないし、私だって家族全員に隠し通してきた程ですから。

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    3. そして個人的になんで私らばかり直せと言われなきゃならんのだ、とモヤモヤする部分でもあります。論理を結論から言うのはなんでダメなの?というのは私の感覚から思う素直な心情というか私情です。
      伝え方とするなら線形感覚、左右感覚は重要だろうなろは思います。処世術というか方法の一つ程度ですのでその時だけ使えば良いかなぁと言いたいくらいかな。

      直せが横行するところに自分として腑に落ちない…苦笑

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    4. すみません連投です。上記コメントの
      >◆日本語は語順が自由⇔英語はSVOなど語順の縛りが厳しい(特に「~が」「~を」は語順だけが根拠です)

      は、接続ことば(しかし、なぜなら、てにをは…等々)の不得意を表した事象だなぁと。というか英語は語順という枠組みで、勝手に接続部分(〜が、〜を)の使用の区別を決定付けてくれるんですね〜。今日初めて知りました。日本語は語尾でも、現在・過去/Yes・Noなどの説明も来るし、内容把握の聞き方に最後まで気が抜けない。
      私が日常的に文節単位で言葉を組み立てる方法をとるのは、てにをはを捉えるのが苦手すぎて勝手に身につけたものかもしれない。


      ……まぁ、この部分だって、
      「私は、てにをはを捉えるのが苦手すぎて文節単位で言葉を組み立てる方法を、勝手に身につけたかもしれない。」
      と、フレーズ順序を変えると「てにをは」も勝手に変化しますが意味は同じつもり。私の普段の口調は前者なので、説明がわかりにくいと言われる理由の一つかもしれない。

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