ディスレクシア専用英語塾「もじこ塾」のブログです。 ●ディスレクシアとは:知能は普通だが、読み書きが苦手(読み間違いが多い、読むのが遅い、書き間違いが多い、読むと疲れやすい)という脳の特性 ●全体像の把握、物事の関係性・ストーリーの把握、空間把握、ifを考えるシミュレーション能力に長ける ●読み書きの困難は、日本語より英語に出やすい ●適切に対処すれば、読みの問題は表面上は克服される ●10人に1人程度いるというのが通説 ●家族性とされるが、ディスレクシアの表れ方は個人差が大きい もじこ塾は、ディスレクシアはこれからの社会に不可欠な才能、でも日々の学習では普通と違うアプローチが必要、という立場です。

2012-03-11

トム・ルイス

Tom Lewis: Tom Lewis: 'If golf doesn't turn out to be my life, I'm going to struggle' より
(トム・ルイス「ゴルフが自分の人生にならなかったら、大変なことになる」)




 ... "I can't read certain words and I can't spell. So what? It doesn't mean anything to me. I've always wanted to play golf for a living, so school was never going to be a big part of my life.
"Yeah, I tried my best, but I didn't see the point of it. I didn't go to a school designed to cope with someone with dyslexia. There was nobody there to help me – but, to be honest, I didn't want help. I was just looking forward to leaving at 16. A lot of people talk about having a back-up, but to my mind if you are talking about a back-up your concentration is not fully on what you want. I've only got one goal. And if golf doesn't turn out to be my life I'm going to struggle."


「読めない単語があるし、字が書けない。『だから何?』って感じ。読み書きできないからといってどうってことない。ゴルフで生計を立てたいとずっと思っていたから、学校が人生の大きな部分を占めることはないと分かっていた。
そりゃ学校では頑張ったけど、勉強の意味が見いだせなかった。ディスレクシアへの対応が確立しているような学校ではなかったし、学校には支援してくれる人はいなかった----というか、正直に言うと、支援なんかいらなかった。とにかく早く16歳になって卒業したかった。多くの人が「支援が大事だ」と言うが、自分にとっては、「支援がほしい」と思うのは、自分が本当に求めているものに完全に意識が向いていない証拠。僕の目標はひとつしかない。ゴルフが自分の人生にならなかったら、大変なことになる」

トム・ルイス





















#「支援する」より「邪魔しない」ほうが大事なのかもしれません・・・・